抽象と具体の1on2
組織の実行力を左右する「抽象と具体の翻訳力」を体得する

ミドルマネジメント層のための抽象と具体の1on2

1名のミドルマネジメント層に対してteicaの2名が同時に対話する「1対2」という形式。一人は抽象(Why/What)を、一人は具体(How/Do)を担当し、同じ場で両方の視点からの問答が交わることで、抽象と具体を往復する思考習慣を、頭で理解するだけでなく身体知としての定着をはかります。

この継続的な問答により、ミドルマネジメント層は経営の戦略と現場の実行を繋ぐ「翻訳ハブ」へと成長し、組織全体が動き出します。

会社の成長は、喜ばしいこと
同時に変化の時でもある

10人が20人に、20人が50人に。売上が伸び、事業が広がり、仲間が増える。それは、喜ばしいこと。しかし、多くの経営層がこう感じます。

中堅・大企業(数百名~)の場合

  • 「戦略を語っても、現場が動かない」
  • 「部門間で同じ言葉が違う意味で使われている」
  • 「経営の意図が、階層を通過する間に歪む」

小規模企業(10-50名)の場合

  • 「全員の顔が見えなくなった」
  • 「創業者が全てを直接管理できなくなった」
  • 「マネージャーがプレイヤーのまま」

規模は違えど、課題の本質は同じです。

企業の成長

組織の階層化とミドルマネジメント層の出現

組織は成長とともに階層化し、各段階でミドルマネジメント層が生まれます。集団から組織への移行ではハブ機能の確立が、組織から大規模組織への移行ではハブ機能の高度化が不可欠となり、その成否が組織の実行力を左右します。

組織の成長段階

ハブ機能の課題の本質は抽象×具体の分断

組織の分断

なぜ分断が起きるのか?

  • 階層の出現:情報伝達経路が長くなる
  • 情報の非対称性:経営層とメンバー層の知っている情報が違う
  • コミュニケーションの変化:直接対話が減り、間接的に
  • 認知の違い:経営層は「森」、メンバー層は「木」を見ている
  • 時間軸の違い:経営層は3-5年後、メンバー層は今日・今週

結果として
「意図の伝達」がうまくいかない
「報連相」が機能しない
 経営と現場の断絶が起きる

この分断を繋ぐのはミドルマネジメント層の翻訳力

「集団」から「組織」の移行で、自然に生まれる存在。それが「ミドルマネジメント層」です。ミドルマネジメント層が機能すれば、組織は強くなる。ミドルマネジメント層が機能しなければ、組織化は止まる。

意図の伝達

経営者のもどかしさ、ミドルマネジメント層の孤独

  • 幹部に経営視点を持ってほしいが、どう育てればいいかわからない
  • 戦略を語っても、現場への落とし込みができていない
  • ミドルマネジメント層が板挟みで疲弊。自律的に動いてほしい
  • 組織を任せられる人材が育っていない
  • 「現場を手放す」タイミングがわからない
経営者とミドルマネジメント層
  • 経営の「Why」を、現場の「Do」に落とす方法が分からない
  • メンバーの「困った」を、経営への「提案」に変えられない
  • 抽象と具体、両方を扱う方法を誰も教えてくれない
  • 抽象と具体、両方を扱う方法を誰も教えてくれない
  • 上からも下からも板挟みで、辛い

ミドルマネジメント層が役割を求められながら、その力をどう身につければいいか。
経営者も、ミドルマネジメント層も、その答えを探しています。

組織の翻訳力を高めるアプローチ
ミドルマネジメント層が翻訳力を体得する
「抽象と具体の1on2」

組織理論は、成長の本質を理解するために重要です。スパン・オブ・コントロール、成長段階、知識創造——これらの理論があるからこそ、「何が起きているか」を理解できます。しかし、実践には別のアプローチが必要です。特に、「経営の抽象」と「現場の具体」のギャップを埋めるには、ミドルマネジメント層の翻訳力を体得させる独自の手法が求められます。

我々のアプローチ、それは「抽象と具体の1on2」です。この「抽象と具体の1on2」は、企業規模を問わず、「抽象⇔具体のギャップ」に直面している組織に適用できます。

  • 従業員10-50名の小規模企業では、初めての階層化を迎える「20人の壁」の突破に。
  • 50-200名の中堅企業では、部門が増えることで生じる連携の課題に。
  • 200名を超える大企業では、複雑な戦略を現場に落とし込む際に。

「抽象と具体の1on2」は、ミドルマネジメント層の翻訳力を体得するための独自のメソッドです。

問答トレーニングプログラム「抽象と具体の1on2」

抽象と具体の問答を重ねることで、翻訳力を自ら体得。
翻訳力を体得したミドルマネジメント層が、組織を動かす。

問答トレーニング

1. 2名体制で、抽象と具体を同時に扱う

  • 1人のミドルマネジメント層に対して、2人が同時に対話
  • 「抽象担当」と「具体担当」が明確に役割分担
  • 同じ場で、同じ時間に、両方の視点からの問いが交わる

2.問答を通じて、自ら体得する

  • 講義やレクチャーではなく「問答」
  • 答えを与えるのではなく、問いかけることで、対象者自身が考える
  • 抽象と具体を往復する経験を積む

3.月1回×12ヶ月で、思考習慣として定着

  • 単発の研修ではなく、継続的なリフレクション
  • 毎回、前回からの気づきを振り返り、次の実践へ繋げる
  • 翻訳力が、思考習慣として身体化される

なぜ「問答」なのか、なぜ「抽象」「なのか

翻訳力は、マニュアルで学べるスキルではありません。抽象と具体を行き来する思考は、頭で理解するだけでは身につきません。問答を重ね、自ら考え、試行錯誤を繰り返すことで、徐々に「身体知」として定着していきます。 無意識に、抽象的な戦略を具体的な行動に変換できる。自然に、現場の個別課題を本質的な提案に昇華できる。 そこまで到達して初めて、「体得した」と言えます。

そして、体得までの時間は、人によって異なります。3ヶ月で変化を実感する人もいれば、9ヶ月かけて腑に落ちる人もいます。
だからこそ、最低6ヶ月、推奨12ヶ月という期間を設け、月1回の継続的な問答とリフレクションを通じて、一人ひとりのペースで成長を支援します。

あなたの組織は、どちらですか?

構造変化
これから組織化を目指す企業

創業期は、創業者が全てを見て、全てを判断できました。 抽象(理念・戦略)と具体(実行)が一体でした。

しかし20人を超えると、物理的に全員を直接管理できません。初めてのミドルマネジメント層が生まれますが、彼らに「翻訳の方法」を教える仕組みがないのです。

このプログラムがもたらす変化

  • 社長が「抽象(戦略・方針)」に専念できる組織へ
  • 初めてのミドルマネジメント層が「翻訳者」として機能
  • フラット組織から階層型組織への健全な移行
  • 「20人の壁」を乗り越える具体的な道筋
構造進化

機能強化
既に組織化されている企業

組織が階層化されると、情報伝達の経路が長くなります。各階層で「翻訳」が必要なのに、その方法が確立されていません。

結果として、経営の抽象的なメッセージは現場に届くまでに意味を失い、 現場の具体的な課題は経営に届くまでに本質が見えなくなります。

このプログラムがもたらす変化

  • 戦略が現場に正しく伝わる組織へ
  • ミドルマネジメント層が経営と現場を繋ぐ「翻訳ハブ」として機能
  • 部門を超えた共通言語の確立
  • 組織全体の実行力向上
機能強化

「抽象と具体の1on2」プログラム概要

対象企業

あらゆる規模の組織で、以下のギャップを感じている企業

  • 戦略実行のギャップ
  • ミドルマネジメント層のギャップ
  • 組織コミュニケーションギャップ

対象者

組織の「翻訳機能」を担う経営幹部から管理職まで

  • 経営幹部:取締役、執行役員など
  • 管理職:部長、マネージャー、リーダーなど
  • ※2-5名程度を推奨(1人からでも開始可能)

期間・頻度

最低6ヶ月(推奨12ヶ月)/月1回90分のセッション
※6か月経過で定着可能

形式

原則として対面(オンラインも対応可)

料金体系

基本料金(月額) :定期レビューを含む

1on2セッション(月額):対象者1名あたり × 人数

ミニゼミ :プログラム開始前に実施(原則必須)

プログラム全体像の流れ

Step1:ミニゼミ

対象者 + teica 2名での グループ対話(約2時間)
「会社とは何か」を起点に、1on2の土台となる原理原則と共通言語を構築。

Step2:1on2セッション(月1回×12か月)

対象者1名 + teica 2名での個別対話(各回90分)
抽象と具体の問答を通じて、翻訳力を体得していきます。

Step3:レビューの実施(月1回×12か月)

成長の方向性をすり合わせし、問答の調整を行います。

貴社の規模や実施人数に応じて設計いたします。
詳細はお問い合わせください。

お問い合わせ

貴社の組織について、お話を聞かせてください。
抽象と具体のギャップがどこにあり、 何が翻訳を阻んでいるのか。それは企業ごとに異なります。

まずは対話の時間を持てればと思います。

「抽象と具体の1on2」プログラムに関するご質問等、お気軽にお問い合わせください。

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